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本『~ゲド戦記Ⅰ~ 影との戦い』アーシュラ・K.ル=グウィン作、清水真砂子 訳
本『~ゲド戦記Ⅰ~ 影との戦い』アーシュラ・K.ル=グウィン作、1968年
清水真砂子 訳、岩波少年文庫、2009年1月16日第1刷発行 ~~~~~~~~ アースシーのゴント島に生まれた少年ゲドは、自分に並はずれた力がそなわっているのを知り、 真の魔法を学ぶためロークの学院に入る。進歩は早かった。 得意になったゲドは、禁じられた魔法で、自らの<影>を呼び出してしまう。 ~~本書より~~ ![]() 実は、とても読み始めとっかかりが、分かりにくい。分かりにくさでなかなか読み進めることが出来ずにいたが、影が登場する辺りから、面白くなってきて、(それまでも内容は実に面白い)はやる気持ちを抑えつつ、読み進めていった感じ。 出来すぎて、取り返しのつかないことをしてからのゲドの苦悩や努力が、よく描かれていると思う。 学院から卒業してからの旅も、暗く恐ろしさを感じるが、読んでみた後に面白かったことが押し寄せてくる感じになる。 この本は、映画をみようとするが、途中であきらめてしまって(面白くないと判断している)ることを、映画とは別物で面白いよと教えてもらい、読もうと思った本だ。 人には好みの本があると思うが、これ、なかなか面白い本だということが分かり、6部完結を読んでいこうと思う。 あとがきに書いていたが、6部完結と書いたが、本当は3部完結で10数年後に、続けて3部でたことになり、もう30年ほどたっている現在からは6部作となっている。 ~~~~~ 物の本当の名前を知って、それを縛る。やはり名前は呪いの一種なんだね。自在ではないようだ。 この世界の魔法使いは大変なの、その名前を全部覚えていく。魔法を使った物語はいろいろあるけれど、こんなの初めて。 FB ~~~~~ ■
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by naizaisurupt
| 2017-05-07 08:47
| [本]のお勧め紹介
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