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あきらんのブログ「即興劇・話す場つくりの体験会お知らせ」


「柔らかな出偶いの即興劇かるちぇ」他『内在するものプロジェクト』活動案内、「本」お勧め紹介など
by naizaisurupt
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シナリオ本「書く女」

シナリオ本「書く女」 永井愛著





 友人からの情報で、TVでやっていたらしい。せめて本でないかな~と調べたらあった。
 読んでみた。

 樋口一葉のこと、名前だけは知っているけれど、その生き様を知らなかった。
 貧しさの中で、移りゆく人々と一葉の考え・注目する視点。
 小説というのは、自らの命を文字に映し出す作業なのか。


 目の前を左から右に駆け抜けていく光景を見ているような速い展開・動きに、読んでいる私は、眠くて眠くて仕方がないのに、頭を振って、一旦本を閉じて目をつむり、少し眠気の波がおさまった時に、再び開いて読む程に、本に記してあるのにも関わらず、逃してしまう気がするくらい・・・、そんな感じを覚え、一気に読むことを選んだ。
 読み終えると、はぁ~と力が抜けて読み終わった私がいるとともに、こちらに戻ってきた感じを受けた。時間旅行をしてしまった・・。
 著者の本は初めてだったが、引き込まれてしまった。
 著者の影響を今まさに受けてるやん!
樋口一葉の作品を一つでも読みたくなってるやん。
イライラするのとちゃう?どうする?と、自問自答が起こる。あ、答えはまだか。
心の中が忙しくなってしまった。
 この本を読んだ後は、これをして、あれをやってと頭の中で予定していることが、麻雀ぱい?がじゃらじゃらと崩して、並び替えるような、次やることの頭の映像が霞んではっきりしなくなっているような、事態はえらいこっちゃとあたふたしている。
by naizaisurupt | 2016-10-19 20:25 | [本]のお勧め紹介 | Comments(0)
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