あきらんのブログ「即興劇・話す場つくりの体験会お知らせ」 |
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本『奇跡の人 ヘレン・ケラー自伝』 ヘレン・ケラー著、小倉慶郎訳、新潮文庫
~~本の感想の前に~~ 毎日思うのだが、本を読むのは自分で選んでいる。選んでいるけれど内容までは知りえない。読もうと思う本は題名あるいはどこかの本に紹介されていているか、誰かが読んだ時の感想から選ぶ。 そして、近日は本をなるべく手元に置かないようにしてる。そのことについてはまたの機会にする。 本の内容を読み進めるにつれて思うのに、その時の自分に必要なことや課題が、本から答えやさらなる問いかけと読むべくして読んでいる気がする。読みたい本はすぐに買って手元に置いて読むことをせず、図書館で予約して借りることにしている。図書館に行って探して借りることはしない。いちいち予約すると本の人気によってすぐに借りることが出来ない。順番となるのだ。数日のうちに読める本もあれば、数年後に順番が回ってくることもある。本を選んだ時は、読みたい理由もあったはずなのだが、時間が経ってしまうとなぜ借りようと思ったのが忘れてしまう。なんでだろうと思いながら読み始めるわけだ。すると、なぜというより、今必要だったということを感じるのだった。 ~~この本、ヘレン・ケラー自伝~~ 書いている内、読んでいる内になぜ選んだかは思い出せなかった。 ヘレンは、言葉というものが存在すると気が付いた時が演劇でも有名な「water」。この本はその後の事が綴られている。言葉があることさえ知らずにいたのだが、知ったことで世界が広がり、その広がりが少女のどこにそんなエネルギーがあるのだろうと思うくらいな実行力で、それを支えるサリバン先生が献身的。 ただ、サリバン先生になるとどこでもいつでも付いて行き、ヘレンの支えをするなんて彼女自身の人生はどうなるのよ~~と思っていたのだが、落ち着いてくるとやはり離れて過ごしている時も割にあったようだった。それにサリバン先生がいつ結婚したのか分からないのだが、結婚生活を送っていることがわかった。確かに、こと重要な時期(例えば受験するための猛勉強するときはつきっきりだったようです) この本だけではなく数冊書き上げたとのこと。 また、3重苦と言われることを、完治したわけではないにしろ、不自由なくするための訓練もしている。耳が聞こえない人の話す言葉の発音を普通に話す人と同じくらいの発音を聞こえないのにも関わらずに訓練していた。これは一人ではできないにしても、そこまでするのか?と思うほどのことではあるまいか。 最低限以上なことをやってのけている、驚いた(゚д゚) ヘレン・ケラーという人は、ものすごい人なんだということがわかった。
by naizaisurupt
| 2015-06-09 17:12
| [本]のお勧め紹介
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