あきらんのブログ「即興劇・話す場つくりの体験会お知らせ」 |
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『精霊の守り人』 軽装版偕成社ポッシュ 上橋菜穂子 著、二木真希子 絵
精霊の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ) 児童書というのか、この内容?と思うのだが、子どもも読めるように、全ての漢字にふりがながふってある。児童書の定義というか、決まりごとってなんだろうと思うようになった。 この本を読むのは3回目で、始めて読んだときに、簡単におすすめ本として掲載している。 「児童書を読む」 http://naizaisuru.exblog.jp/18218299 「守り人シリーズ」 http://naizaisuru.exblog.jp/18739567 昨年に再読して、今年になってまた読んでみた。 『精霊の守り人』を読みたいと思い、読み返すことになった。 内容のこともそうなのだが、私には「児童書」というカテゴリーが、よく分からなくなった。 本が、児童にむけて書いている本。は、児童書なのはわかるのだが、これが児童書向けなのか? そこで、調べてみるが、 どうも、定義というか、決まってあるわけではないようだ。 一般的には、子どもが主人公で、子どもからの社会・文化を捉えられているのが、児童書だろう。。。くらいのくくりになっていて、必ずしもそうではないものもあるとのことだった。 ●子どものために書かれた本 ●子どもによって書かれた本 ●子ども向けに選ばれた本 ●子どもによって選ばれた本 3つめの子ども向けに選ばれた本は、全国学校図書館協議会というところが、推薦図書を選定をしているそうだ。 この『精霊の守り人』が、どれに当たるのかは、私の記憶では著者が、子ども向けに書いたので、大人の関係のところはあまり表現しなかった。というのを、どこかのあとがきで書いていたので、やはり子ども向けに書いたんだろうな~とは思うのが・・・しかし、児童書というより、児童書から飛び出していると思います。 今までは、人間関係(バルサ、タンダ、チャグム、トロガイ、シュガ、ジン、モン・・・などなど)に興味をもっていたのですが、今回は、ニュンガ・ロ・イムが卵をニュンガ・ロ・チャガ(精霊の守り人)に預けることなどのことや「サグ」や「ナユグ」の世界とか、そんな背景に興味津々でした。 話は外れるが、たまたま、読んでいる最中に、ネット無料配信(gyao)にて、アニメーション「精霊の守り人」を配信し始めています。アニメでは、原作には登場しないエピソード・出てこない登場人物・・・大枠な話は違わないといえども、なぜなの? 私なりの解釈は、原作の小説のとおりに、動画として再現するには難しいのではないか。そのまま再現すると動画では、きっと面白くないのではないかなと2つ思いつきました。 動画は目にインパクトはあるものの、目に見せられることにより制限されてしまう。原作の文章をそのまま再現するのは、物足らないかもしれない。見ることで、さっさと進んでいく。ので、いろんな忙しすぎるほどの情報が必要になってくるのではないか。 動画はまだ最終回まで配信されていないのですが、単純に「ナユグ」の世界を表現するのにも、難しいだろうけど、いいのかな~~~と思うのでした。 「ナユグ」の世界を、タンダが往って、還る方法がわからない・・・といった内容が、アニメにあり、 原作の「精霊の守り人」にはそんな話は出てこない。もしかすると、うっすらとした記憶で、「夢の守り人」からエピソードを持ってきているのかもしれない、そこでは、タンダは「ナユグ」の世界に往く話がありますね~。 やっぱり、面白かった。あぁ~これ知ってるなどと、飛ばし読みするかもと思ったのだが、しっかり読んだ。 何度読んでも、楽しめる本です☆ 2013.06『精霊の守り人』 精霊の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)
by naizaisurupt
| 2013-07-05 09:13
| [本]のお勧め紹介
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