あきらんのブログ「即興劇・話す場つくりの体験会お知らせ」 |
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『マリア様がみてる 大きな扉 小さな鍵 (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)』
今野緒雪 著 、 集英社コバルト文庫 著者があとがきに書かれているように、 このシリーズ初めての 主人公「福沢祐巳」視点でないところが特徴だと思う。 (表紙を一枚めくるところに掲載されている) 瞳子も立候補した生徒会役員選挙。 順当に祐巳、由乃、志摩子の3人が当選! クリスマス・イブ以来、遠ざかったままの祐巳と瞳子の関係。 乃梨子、祥子さらには柏木までもが心配しているのだが・・・。 月曜日、今年も新聞部からバレンタイン企画が山百合会に持ち込まれる。 紅薔薇さま、黄薔薇さまの承認をすでに得ているというのだが、その中身は・・!? 瞳子の秘密も明かされる、ドキドキの展開! その内容通り、選挙後のことが、 乃梨子の視点で、祐巳と瞳子のこと。周辺のことが書かれている。 バレンタイン企画の話の時には、由乃さん視点で書かれていて、 この我侭さが面白いのと、志摩子さんの思いも面白かった。 一年の時の志摩子さんとは大違いで、 今の志摩子さんの方が可愛いな~と思うし、 乃梨子の影響なんだろが、親しみやすい人になってきている。 そして、瞳子の視点。 心が痛くなる感じとか、イライラしちゃうとか、 瞳子の素直でない性格が残念な感じがする。 けれど、こんな気持ち誰でも少しはあるのではなかろうか。 少なくとも私はあるな~と思う。 ただ、どこで素直になれるかが、問題で、 瞳子の場合、 ○祐巳が、今は何を言ってもむりね~、とさっさと歩いて言ってしまう。 この時の祐巳の言葉には、素直に聞くんだ~と思う・・・ ○柏木さん、わからないけれど、おおいに収穫アリ、だそうだ。 ○祥子さま、祐巳がかわいそう、と歩いて行ってしまう。 大事な人たちと離れて、 寂しい気持ちがMAXの時に、手を差し伸べてくれた人がいる。 これが救い。 このまま、素直になっていくのか、まだまだそのままなのか。 話はここで終わっているので、次回が楽しみ☆ マリア様がみてる 大きな扉 小さな鍵 (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫) ※今日12/26は夜の円座(エンカウンターグループ)です。 http://naizaisuru.exblog.jp/19617107
by naizaisurupt
| 2012-12-26 15:01
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