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かぜのすけ のブログ

映画「ヒラリー・スワンク IN レッド・ダスト」






『ヒラリー・スワンク IN レッド・ダスト』(原題:Red Dust)は、
2004年制作のイギリス映画。トム・フーパー監督作品。
アパルトヘイト廃止後の南アフリカの真実和解委員会の聴聞会を題材とした映画。
2005年のインド国際映画祭にて特別審査員賞を受賞した。



ヒラリー・スワンクがプロデューサーに直々出演依頼をし、
スタッフ・キャスト共に実力派が揃った作品であるが、
劇場公開されたのはオランダのみであり、大半の国ではDVDのみの公開となっている。

~あらすじ~アパルトヘイト廃止後の南アフリカでは、
真実和解委員会の聴聞会で全ての罪を告白することで犯罪者が恩赦を受けていた。
ある時弁護士のサラは、
元警官の恩赦申請に異議を申し立てた元アフリカ民族会議の黒人政治家・アレックスを助けることになる。

・・・・・内容はウィキペディアより引用・・・・・・




~感想~
この試みが想像もできないくらい、すごいことだと思う。
日本人なら曖昧にすませてしまうところなんだろう・・・
真実をあきらかにするのは、痛みが伴う。

ネルソン・マンデラ氏が1994年に大統領に就任とき、新聞のトップ記事だったのを覚えている。南アフリカ共和国の「アパルトヘイト」というのを社会の授業で習ったが、詳しくはよく理解していなかった。なぜ、起こったのだろう。そんなことを思うが、それまでの長い年月の間、虐待・命を奪われていったんだということを知った。

民族のこととなると理解するのに難しいけれど、個人と個人と捉えると、痛みを抱えながら、共に生きていこうとする懸命さに、哀しみをもちながら生きようとする姿に、強さを感じたり、やるせない気持ちになったり、している。


これがオランダのみの上映で、他の国々がDVDのみだというのが分からない。
是非、見ていただきたい映画の一つです。

















******* ******* *******
「真実和解委員会」について

アパルトヘイト体制下で行われた政治的抑圧や人権侵害の真相を明らかにし、
被害者の復権を目指すと共に民族和解を達成するために設置された委員会。

南アフリカ共和国民主化後の1994年12月、「民族統合・和解促進法」が国会で成立した。
同法の目的は、
(1)反アパルトヘイト運動が非合法化された60年3月から暫定執行評議会が成立した93年12月までの人権侵害の調査
(2)政治活動で投獄された者の釈放
(3)政治的抑圧による犠牲者の復権などで、

懲罰や復讐を目的としたものではない。
そしてこの委員会の委員長には中立的立場にあるデズモンド・ツツ大司教(当時)が大統領により
任命された。同委員会設置に対し、かつてのアパルトヘイトの推進者であった国民党から
強い批判が出されたが、法案は成立し、96年4月、第1回の公聴会がイースト・ロンドンで開かれた。

引き続き公聴会が各地で開かれ、デクラークは国民党擁護の証言を行ったが、
P.W.ボタは病気を理由に出席を延期した。
最終報告書は98年10月に公表された。
公聴会での証言を約3500ページにわたってまとめたもので、
人権侵害を行った人物・団体名を指摘し、加害者には刑事訴追を求めた。
( 林晃史 敬愛大学教授 )
・・・・・内容はkotobankより引用・・・・・・



「アパルトヘイト」について

南アフリカ共和国の全人口の16%を占める白人が、
残り84%の非白人を人種に基づいて差別した政策で、アフリカーンス語で「隔離」の意味。

アフリカ人に対しては分離発展政策による「地域的分離」にまで達していた。

アパルトヘイトは政治、経済、社会の全分野にわたり、すべて法律化され、以下のように大別できる。
(1)非白人の参政権のはく奪に関する法。少数白人支配の基礎となっているが、
  1984年の人種別三院制議会の発足により、カラードとインド人には参政権が与えられた。
(2)白人の入植・定着に必要な土地関係法。アフリカ人は全国土の13%の土地に分離された。
(3)白人地域でのアフリカ人の移動・居住を制限する法。
(4)職場で白人を保護する労働関係法。
(5)差別の根幹の1つを成す人種別教育に関する法。
(6)以上の法の施行に対する非白人の反対運動を取り締まる治安関係法。
  しかし86年までに、南ア政府は(3)(4)を廃止、
  91年には(2)(5)も廃止、(6)の見直しを行った。
  残された(1)は93年12月の暫定憲法発効により解消、
  94年4月に全人種の参加した制憲議会選挙が実施された。
( 林晃史 敬愛大学教授 )
・・・・・内容はkotobankより引用・・・・・・
by naizaisurupt | 2012-10-18 13:55 | [映画][アニメ]のお勧め | Comments(1)
Commented by ETCマンツーマン英会話 at 2014-04-08 01:23 x
自らの母を南ア警察から送られた小包爆弾で失った娘ジリアン・スローヴォーが、自ら真実和解委員会に出席した経験から作られた作品と聞き、そのテーマの深さに感動しました。

>これがオランダのみの上映で、他の国々がDVDのみだというのが分からない。

同感です。何か政治的な背景があるのでしょうか。

その一方で、実際の真実和解委員会の映像がネット上で公開されていることを知りました。今もなお犠牲者たちが怨恨と戦い、和解と許しの試みが継続してるのを感じます。


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