かぜのすけ のブログ

本『虚空の旅人』  2017年感想

本『虚空の旅人』 上橋菜穂子著、佐竹美保絵、偕成社






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守り人シリーズ 第四弾「虚空の旅人」
異国の地を舞台に、皇太子チャグムが活躍する!

海にのぞむ隣国サンガルに招かれた新ヨゴ皇国 皇太子チャグム
しかし、異界からの使いといわれる<ナユーグル・ライタ>があらわれ
王宮は不安と、やがて恐怖につつまれる
海へと消える運命の者を救うため、呪いと陰謀のなかをチャグムは奔走する
~~~本書より~~~


 ネタバレあり。



 チャグムが主人公の『虚空の旅人』ですが、「精霊の守り人」と関連するところが、時々掲載されています。
 この本を初めて読んだ人は、そのまま分かるように内容は記されていますが、第1作の本「精霊の守り人」を読んだ人は、あ~~これ!と分かるようにもなっています。前作から読んでいる人には嬉しいところだと思います。
*** 
 あのエーシャナという娘も、ナユグとこちら側の世界<サグ>とをむすぶ務めに選ばれたのだろか。
 それとも、ただ、美しいあのナユグの民の歌声にひかれてしまったのだろうか。
 雲を生み、雨を降らせ、水がめぐっていくのを助けた<精霊の守り人>だった自分。いまこうして、また、ナユグと近ぢかとふれあっているのは、はたして偶然だろうか。
~略~
 チャグムは、泣いている少女の思いを心にまといつかせながら・・・その助けをもとめる声にこたえられずに、長い夜を過ごした。
***
 NHKのTV、守り人シリーズⅡが、3月に放映終了しました。
その内容は、「神の守り人」上下巻と「蒼路の旅人」の3冊を脚本化したものでしたが、TVのを内容を見ましたが、この本を外したために、内容が分かりにくくなっていたと感じました。そう、無理やりサンガル王国の話を外してしまったからではないかと私は推察しています。
 この「虚空の旅人」は、今回読んでびっくりしたのですが、チャグムがトロガイやタンダでも難しいとされている呪術をやってのけます。これにはびっくり!
 サンガル王国の人たちの人物像もなかなか読み甲斐がありますよ~~
***
 守り人シリーズは、食べ物を丁寧に記しています。(食べるシーンが多い気がする)でも、虚空の旅人は、サラッとしています。丁寧とは言えない感じ。
 チャグムの心理の動きが、細かく記されているのが、面白い。



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by naizaisurupt | 2017-05-17 21:42 | [本]のお勧め紹介 | Comments(0)
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