あきらんのブログ「即興劇・話す場つくりの体験会お知らせ」 |
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本『狼と香辛料6』 支倉凍砂 著、メディアワークス
ネタバレしてるかも・・・ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ホロが口にした、旅の終わりー。 ロレンスはそれを説き伏せ、ヨイツまで共に旅を続けることを決める。 二人は、エーブを追いかけてレノスの港から船で川を下る。途中、船が立ち寄った関所では、厄介ごとに巻き込まれている様子の少年の姿があった。ロレンスは、図らずもその少年・コルを助けることになる。そして、訳ありらしいコルの故郷の話や、船乗りたちの噂話を聞くうちに、二人はヨイツに関する重要な言葉を耳にしてしまいー。 絶好調の新感覚ファンタジー、シリーズ初の、船での旅の物語。狼神ホロ、水を怖がる!? (本書表紙掲載) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 5作目の都市レノスでの続きで、ホロ自体を担保に入れて、大きな商売をエーブという商人とやる予定だったが、途中でロレンスは下りることにする。すると、ロレンスが用意した金を持ち逃げされ、怪我まで負った。しかし、宿屋の権利と引き換えに、ホロを無事救出してからの話となる。 ホロは、エーブにいっぱい食わされた仕返しをしたい。ロレンスは、あまり乗る気でない。 もし、エーブを追わないとなると、ホロの故郷ヨイツ(最終目的地)に向かうことになる。すこしでも別れたくない二人は、エーブを追うたびに出る。 今回は、川を行く船の旅で、レノスからケルーベ(港)に下るまでの話。 著者があとがきに伝えているように、商売の要素が少なかった。そう、川での船の旅で、狼神ホロと行商人ロレンスの、気持ちのやりとり、男女の駆け引きというか、そんなのが展開されているが、あまりに細かいので、分かりにくいところもあった。 それと新しい展開もある。ホロとロレンスの二人旅で、商売絡みで、ロレンスがよく巻き込まれてしまい、ホロが協力する的な話の展開が多かった。その際に、儲ける時もあるし、損してしまう時とそれで一喜一憂してる二人というわけだ。 もう、そろそろ二人の旅の終わりを、本当は二人は終わりたくないとか、うだうだと決めきれずにいて、喧嘩してしまったというより、ロレンスがホロを怒らせてしまって、原因がロレンスには分からない。 その間、コロという少年と遭遇! ホロもロレンスも、船の船長ラグーサも、気に入ってしまう。 途中、旅の行程が明確になって船を降りる二人に、コロも追いかけて三人の旅が始まる。ってとこで終わる。 あら、ネタバレじゃん。 こんな旅もいいんじゃないかな~。 旅の中で、木を燃やして祭りのように過ごした夜があった。 「祭りや踊りは古くから一年の区切りをつけるものだったり、神や精霊の怒りを静めるものだったりする。そういった感覚があるからそう見えるのだろうが、とも思うが、ロレンスはもう一度酒に口をつけようとして、はたとその手を止めた。」ロレンスはここから、ホロの怒っている原因が分かるらしい。 これが、私には分からないんだよね~~まあ、いいか。楽しかったよ~ン。
by naizaisurupt
| 2017-03-24 00:30
| [本]のお勧め紹介
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