あきらんのブログ「即興劇・話す場つくりの体験会お知らせ」 |
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本『闇の守り人』 上橋菜穂子 著、二木真希子 絵 、偕成社
~~~~~ 「精霊の守り人」につづく「守り人シリーズ」第二弾「闇の守り人」 バルサが過去と対決する! 女用心棒バルサが生まれ故郷のカンバル王国にもどった その昔、地位も名誉も捨て 自分を助けてくれた養父ジグロの汚名をそそぐため (本書から) ~~~~~ この守り人シリーズ、こんなに話題になる前から好きで、何度も読んでいます。 また、今回は、ファンタジー、 を開催するのに、読んでいました。途中で会の方が先に来てしまったけれど、読み終わった。 シリーズの中で、バルサ自身に、過去に向き合っていく姿や葛藤が露わに書かれていて、一番好きな本と言っても過言ではないくらいです。 そんな本で、語る会では、本の事も語ったのですが、そこから発展していくのが今回も起こりました。(下記に記載あり) 個人的な感想として、 最後のクライマックスの<槍舞い>、バルサとヒョウル<闇の守り人>(ジグロ)の舞い。 真っ暗闇なのに、その場にいた者には、二人の思いが見える。 この表現は、目を見張る感じがリアルに伝わってきて、早く・早くと読んでいる自分が、先を知りたくて、はやる気持ちが起こっていき、緊張・興奮して、読み進めたところだった。怒りのぶつけ合いで、それが昇華していく。本心をぶつけて和解するって、命をかけて舞っているからなのだろうか。なんとも、うらやましい。そんな思いがわいてきた。 最後の方に、乾いた土に、雨がふって湿り気を帯びていく時、幼いころの懐かしいにおいとぬくもりがよみがえる。この辺りは、バルサを見ている私は、どこかにいたのか、所在がわからないと思ったら、ポロリ・ポロリと流していた。あ、私がいたと見つけて、立ち止まり、確認した。 しかっし、ジグロ、かっこいいわぁ~。こんな人おるんやろうか、・・・。 あ、高倉健や!(あ、私のイメージ) あら~~この方も、もうヒョウルになって弔われたかしら。 そんなことを思うのでした。 ~~~ その会直後の感想は、 人には誰でも闇の部分を持っています。本はバルサの闇の部分を彼女自身が向き合い、戦っていく物語でした。 そして、語る会は闇の部分に焦点を当てて進み、バルサになったのでした。バルサはどうなっていくか楽しみです。 次回の語る会も楽しみにしたいと思います。 (FBより) ~~~ 後日、書いたのは、過去2回の実施から、 備忘録☆ ファンタジー、私の好きな本「●●の守り人」を語る会、2回実施。 物語の登場人物と共に、その世界に入って過ごしていることから、更に、現実世界に戻ってきたときに広がりを持つ。世界の経験が、現実世界の過去体験とリンクしていくこともある。ようです。本の物語だけでおさまらない状態を語った会だった。 http://naizaisuru.exblog.jp/20872580/ 今年の「精霊の守り人」感想のブログ http://naizaisuru.exblog.jp/26621674/
by naizaisurupt
| 2017-03-11 00:00
| [本]のお勧め紹介
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