かぜのすけ のブログ

本「ばあちゃん、介護施設を間違えたら、もっとボケるで!」 長尾和宏、丸尾多重子

本「ばあちゃん、介護施設を間違えたら、もっとボケるで!」
              長尾和宏、丸尾多重子  ブックマン社



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○いきなりですが、クイズです~「眠れる豚」の謎~
○本書の説明
目次
はじめに 俺がボケても「認知症」と呼ばんどってな! 長尾和宏
第1章  そして気がついたら、介護でボロボロになっていた
第2章  許さへん!老人ホームは魚屋か!?
第3章  ボケたじいさんが暴れるのには、理由がある!
第4章  徘徊老人を見つけただけで、警察に通報してどうするの?
第5章  これぞ日本の悲劇!?・・・ボケた親を看取れない子どもたち
第6章  勘違いしたケアマネさんが、ボケを早めることもある!?
第7章  ケアマネさんを一旦疑ってこそ、信頼が築ける。それが人間やん。
第8章  ちょっと待って!その施設選びが命取り
第9章  最期まで家で看たいけど、・・・世間がそれを許さない!?
第10章 ああ無情。家族が賢くならなければって言うけど、どうすりゃいいの?
第11章 ばあちゃん、じいちゃんをブロイラーでなく地鶏にしよう! 放牧介護のすすめ
考えよう 「認知症でもリビングウィルは可能か?可能とすればどこまで?」
コラム  「介護施設で、平穏死できるの?」
マンガ  「困った症状への対応」1~6
あとがきにかえて ・・・よくがんばりはったなぁ。よし、よし
こんな介護施設には気を付けよう!チェックリスト


ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!


 
「いきなりですが、クイズです。」から始まったのが、え!? 何?何?とそんな感じが起こった。
 最期まで読んで、衝撃だらけで読み終わって、もう一度このクイズを見ると、ゾッとした。

 私は、最近、ボケたな~とか言わないようになって、痴呆も聞かなくなって、「認知症」と総称するようになったのかな~となんとなく思っていた。それで、結構惚けたとか使っていたのに、この3年ほどの間に、アカンことかなとよく調べないで、「認知症」と言い直すようにしていた。
 この本を読んでから調べました。
 痴呆は、放送禁止用語らしい。けど、ボケはそうではなかった。なんか拍子抜けしてる。やっぱり元に戻したいと思います。

 そして、書いている内容は衝撃的でした。
 すべてが全て、書いてあるとおりではないのかもしれませんが、多いということは分かりました。そして注意事項が書いてあった。ブラック企業ならぬブラック施設になるのかな。
 
 読む前は、なんとなく、親のことをどうしたらいいのかな~と漠然としていて、どうしようというのを決めてもいなかった。ただ、手に負えなくなったら、専門の人の手を借りて・・・などとなんとなく頭にあった。
 親の居やすい場所として探すのに時間がかかるかな~くらいに軽く考えてたくらいだったが、考えは一転して、疑ってかかったほうがええんやな~となった。
 ただでさえ、嫌がっているのに・・・それでも、きっといいところがあるだろう(たくさんあって選り取りみどり)と考えていたのは、私の頭の中の理想かもしれないと思い始めた。

 さて、本書の中での、「こんな介護施設には気を付けよう!チェックリスト」は、どんなことになるか分からないので、必ずメモメモ。
 そして、こんなケアマネージャーには気をつけろ。とか、忌憚なく表現されているので、びっくりするけど、ありがたい。
 直接こうしたら、とか指導的には言えない立場らしい。迷って決断していくことが多くなる状態で、ただなんとなく・・の大きな見えない道が作られていて、それに沿っていくのが楽になっているみたいだ。けど、それが本当にいいのか?と考える機会を得ることが出来た。

 あと、思うのは、今の状態より先の10年、また10年と、超高齢化社会が待っている。
 そして、自分自身も老いていく人として、老いても人らしく老いていきたいし、自然に死を全うしたい気持ちが起こった。
 現代は自然にまっとうしていない人がいるのだということを知ってしまった感じがする。
 世の流れがあるとはいえ、現状出来るかどうかは分からないけれど、あきらめないで、逆らいたい気持ちにもなってきている。



 ===気になる言葉を書いておこう(本文抜粋しています)===

○介護保険そのものが悪ではない。(略)そもそも、介護を社会化しようという発想で生まれたわけだから。
○介護の社会化というのは、大切な考え方。だけど、いつしかそれが、介護保険を使って、介護を施設なり企業なりに「お任せ」することが社会化だという発想になってしまった。
○ボケたばあちゃん、じいちゃんに寝たきりコースを歩ませているのは、決して介護施設だけの問題じゃないですね。医療にも大きな責任があります。
○まだまだ自分で歩ける人を閉じ込める→寝たきりになる。→口から食べれなくなる。→ボケがもっと進む。→そして、胃ろうを造りましょうという話になる。
○「待つ力」が介護者には必要です
○快い感情を残す介護・・・「快護」。「快護」が「快互」になればいいね。本人も介護者も、互いに快い感情をもちことができれば・・・介護には気づきがある。じいちゃんやばあちゃんから、たくさんのことを教えてもらえた、という心境になれば、それが「快互」。
 
○どんなにボケボケでも、人を見ているんですよ。
○ボケて暴れる人には、実はみんなちゃんと理由があるんだね。
○「徘徊」 目的があって外に飛び出すけれど、途中でその目的を忘れてしまう。
○ボケが進行するとおむつの中に手を突っ込んで、自分の便をいじりだしたり、自分の便を壁や床になすりつけるすのを、「弄便行為」。
○弄便=人格障害ではないんです! おむつのなかに便がたまって、不快なだけ。それを介護者に伝える手段がなくて、便を手でいじってしまうの。排便は介助して、ポータブルトイレでさせてあげると、この行為は収まります。それなのに、施設では人格障害=精神病院送りになることだってあるんです。施設によっては、便をいじらないように、手足を縛り付けて寝かせたりね。

○本当は家で死にたいけど、家族に迷惑かけたくないから病院で死ぬ、と考える人、いっぱいいます。

○認知症は、「忘れる」のではなく、「新しいことを覚えられないのだ」というの人もいる(近藤誠さん持論)
○認知症というのは社会的な見方をすれば、脳の病気ではなくて、関係性の障害やと思っています、僕は。物忘れが激しくなり、自分がどうなっていくのかわからないという不安と恐怖がベースにあって、人との関係性がうまく築けなくなることが一番の問題なんです。

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by naizaisurupt | 2014-10-07 23:35 | [本]のお勧め紹介 | Comments(0)
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